こんにちは！
今日は「言語化」について、一緒に考えてみたいと思います。
最近、こんな経験はありませんか？
- モヤモヤした気持ちがあって、でもうまく言葉にできない。
- 誰かに伝えたい想いがあるのに、うまく伝わらない気がする。
- 子どもや仲間と話しているときに、「なんて言えば伝わるんだろう？」と迷ってしまう。
そんなときにこそ、「言語化」の力が役に立つんです。
言語化は、つながりを生む
言語化は、自分の気持ちや考えを整理して、人と共有するための大事なスキルです。
「なんとなく」のままでは、相手に伝わりません。
でも、言葉にしてあげることで、あなたの気持ちや想いは、相手に届くようになります。
そして、相手の言葉に耳を傾けることで、お互いの理解も深まります。
言語化は、「わかりあえる関係」をつくる、そんな力を持っています。
言語化のコツは？
では、どうやって言語化の力を育てていくのか？
私たちが実際にやってみて、役立ったコツをご紹介します。
1. 抽象と具体を行ったり来たりする
例えば「楽しかった！」という気持ち。
これを、もう少し具体的にしてみましょう。
「久しぶりに友達と話せて、心がポカポカした」
「美味しいコーヒーを飲みながら、のんびりした時間が過ごせた」
こんなふうに、少しだけ具体的にするだけで、相手にもイメージが伝わりやすくなります。
逆に、「じゃあ、その感覚ってどんな意味なんだろう？」と抽象的に考えてみるのも大切です。
「自分にとって大切なものは、人と心を通わせる時間なんだな」と気づけたりします。
2. 他人に説明するつもりで考える
自分の頭の中だけで考えていると、どうしても曖昧になりがちです。
「誰かに伝えるとしたら？」
そんな意識を持つと、言葉がグッと整理されていきます。
例えば、子どもに説明するなら？
専門用語や難しい言葉は避けて、できるだけシンプルな表現になりますよね。
それが、実はすごく大切な視点なんです。
3. 違和感を見逃さない
「なんかモヤモヤする」「しっくりこない」
そんな気持ちが出てきたら、そのままにしないこと。
「なんでモヤモヤしてるんだろう？」
「何に引っかかってるのかな？」
そうやって自分に問いかけることで、だんだんと言葉が見つかっていきます。
日常でできる！言語化のトレーニング
言語化は、毎日の暮らしの中でも練習できます。
難しく考えずに、ちょっとした「遊び」くらいの気持ちでやってみましょう。
● 五感をフル活用する
「このカフェ、どんな雰囲気？」
「心がふわっとする香り」「木のぬくもりを感じる椅子」
そんなふうに、視覚や嗅覚、触覚で感じたことを言葉にしてみます。
感情も同じで、「胸がギューッとなる」「肩のあたりがじんわりあったかい」など、身体の感覚を意識すると言葉が出てきやすくなります。
● 比喩を楽しむ
「今の気分はどんな乗り物？」
「今日の自分は、乾電池が切れかけたおもちゃのロボットだな」
そんなふうに、自分の状態をモノや生き物に例えてみるのも楽しいですよ。
面白い表現が出てきたら、ノートやスマホにメモしておくと、あとで役立ちます！
子どもや職場での実践例
言語化は、一人でやるものじゃありません。
むしろ、誰かと一緒にやることで育っていくものです。
● 子どもと一緒に言葉を探す
子どもが泣いているとき、「どうしたの？」ではなく、
「胸がギューってなってる？」
「お腹がモヤモヤしてるかな？」
そんなふうに、身体の感覚に寄り添う言葉をかけてみましょう。
子どもは、自分の感覚をキャッチしてもらうと、ホッとします。
そこから少しずつ、「じゃあ、どんな気持ちかな？」と、一緒に探していくんです。
● 職場でも「言葉を合わせる」
会議やミーティングで、相手の発言を
「それは、○○ということで合っていますか？」
とリフレーズして返すと、お互いの理解がぐっと深まります。
「違うんです、こういうことなんです」と返ってきたら、それも大きな前進です！
言語化は、思いやりそのもの
最近特に感じているのは、言語化は「思いやり」だということです。
相手がわかる言葉で話す。相手が理解しやすい表現を選ぶ。
それは、相手を大切に思っているからこそできることです。
まとめ
言語化は、自分とつながる力。
そして、相手とつながる力です。
毎日のちょっとした工夫で、その力はどんどん育っていきます。
ぜひ、あなたも「言葉の旅」を始めてみてくださいね！
一緒に、もっと自分らしく、もっとつながっていきましょう。
