主任保育士専任加算について

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保育園には主任保育士が配置されていて、その主任保育士を保育計画の立案等の主任業務に専任させるための加算があります。

それが主任保育士専任加算です。

加算の要件

基本分単価において充足すべき年齢別配置基準職員数及び年齢別配置基準職員を補完する職員数を満たした上で、それぞれの加算において求める職員数を充足すること。

特定教育・保育等に要する費用の額の算定に関する基準等の実施上の留意事項について

といったことから、主任保育士専任加算も、まずは基本分単価に係る職員数を満たし、さらに次の2つの条件が必要になります。

1 主任保育士を保育計画の立案等の主任業務に専任させるため、基本分単価及び他の加算等の認定に当たって求められる「必要保育士数」を超えて代替保育士を配置すること

2 「延長保育事業」、「一時預かり事業」、「病児保育事業」、「乳児が3人以上利用している施設」、「障害児(軽度障害児を含む。)が1人以上利用している施設」のうち、複数実施する施設であること

といったことが、加算要件です。

例えば、上記2の条件について、ある保育園で「延長保育事業」「病児保育事業」「乳児が3人以上利用している施設」に該当していると複数実施する保育園となります。

そして、加算が適用される保育園は、保護者や地域住民からの育児相談、地域の子育て支援活動等に積極的に取り組むこととされています。

このことに関して、苫小牧市福祉事業協会の保育園では「未就園児の保護者に対する子育て相談、子育て講座」「保育士養成校等からの実習生の受入」などを行っています。詳しくはこちらをご覧ください。(事業協会とは